大企業にもデメリットってあるの?
そういった疑問をお持ちの方に、大企業と中小企業の両方を経験した私が考える大企業のデメリットについてお話します。
転勤が多い
大企業の宿命ともいうべき転勤ですね。
企業規模が大きくなると全国各地に支社や支店も増えますし、転勤になる確率は高くなります。
社員の希望を聞いてくれる企業もあると思いますが、基本的には会社が決めることですし拒否することは難しいでしょう。
私の元同僚の中には、家を建ててすぐ転勤になったという人もいました。
転勤が嫌だという人には大企業は向いてないと思います。
やりたい仕事ができない
転勤と同様に社内の異動も多いです。
大企業は社内にもいろんな部署があり、どの部署に配属されるかは会社が決めることでなので、自分の希望する部署に配属されるかどうかはわかりません。
もし自分の希望と違う部署に配属された場合、やりたくもない仕事をやらされることになります。
設計をやりたいのに検査にまわされたり、制作をやりたいのに総務をやらされたり、希望と違うことは多いです。
希望する部署に配属されたとしても定期的な異動によって部署が変わることもありますし、はっきり言って運みたいなところもあります。
スキルが身につかない
大企業になるとプロジェクトや工事等の規模も大きくなり、関わる人が多くなります。
そうなってくると業務のほとんどが会議や各箇所との調整業務になりがちで、実務的なことは外注業者に任せる形となり専門的なスキルを磨こうと思ってもできない場合が多いです。
また、独自のルールやシステムを使用している企業も多く、その企業では通用しても他社に転職した場合に通用しないということもあります。
何をするにも時間がかかる
何かを決めようとした場合にすごく時間がかかります。
なぜかというと、何かを決めようとした場合には確認や承認・決裁という流れがあり、それに大変時間がかかる場合があります。
例えば、書類を作って決裁を貰うという流れでもいろんな人の確認や承認が必要となり、担当者が出張等で不在の場合はそこで流れが止まってしまうこともあります。
中小企業では数時間で終わることが、大企業では数日かかるということが多いです。
まとめ
大企業にはもちろんメリットもあります。
ただし、単純に安定してるし大企業に就職すれば間違いないという時代は終わったと思います。
大企業でもリストラはありますし、絶対安全だとは言い切れません。
どこに行っても通用するような専門的なスキルを身につけたいといった目的があるなら、大企業以外の道をおすすめします。
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