FXで利益を出す仕組み【キャピタルゲインとインカムゲインを理解しよう】

2020年1月23日


お悩み人
FXでめちゃめちゃ稼いでる人いるけど、そもそもFXで儲ける仕組みってどうなってんの?

そういった方の疑問にお答えします。

FXで利益を出す仕組みはたった2通りです。

FXに興味のある方は、まず利益を出す仕組みを理解してからスタートしてみてはいかがでしょうか。

それでは、下記の記事で説明します。


FXで利益を出す仕組みは2通り

FXで利益を得る仕組みはたった2つです。

FXを始める前にぜひ理解してくださいね。


キャピタルゲイン

キャピタルゲインというのは、自分が持っている資産を売却することで利益を得ることを言います。

FXで言えば、持っているポジションを決済することで得る利益になります。

ポジションを保有したときの為替レートと決済時の為替レートの差によって、プラスのレートで決済出来ればそれが利益となるし、マイナスのレートで決済すれば損失になります。

以下に例を出して説明します。


安く買って高く売る

例えば、USD/JPYの為替レートが、1ドル=100円のときに1万ドルの買いポジションを持ったとすると

購入代金は
  100(円/ドル) × 1万(ドル) = 100万(円)

数日後に、USD/JPYの為替レートが、1ドル=110円になったときに上記のポジションを決済すれば

売却代金は
  110(円/ドル) × 1万(ドル) = 110万(円)

10万円の利益を得ることになりますね。

為替レートが逆の場合は損失になります。


高く売って安く買う

FXでは売りから入ることもできます。

例えば、米ドル/日本円の為替レートが、1ドル=120円のときに1万ドルの売りポジションを持ったとすると

売却代金は
  120(円/ドル) × 1万(ドル) = 120万(円)

数日後に、米ドル/日本円の為替レートが、1ドル=110円になったときに1万ドルの売りポジションを決済すれば

購入代金は
  110円(円/ドル) × 1万(ドル) = 110万(円)

10万円の利益が得られますね。

これも為替レートが逆の時は損失になります。


インカムゲイン

インカムゲインというのは、資産を持っている間に得られる利益のことです。

例えるなら不動産の家賃収入や、株を保有しているときに得られる配当金のようなものです。

FXで言えばスワップポイントになります。


スワップポイント

スワップポイントというのは、通貨ペアにおける通貨間の金利差で得られる利益です。

例えばスワップポイントが高い、南アフリカランド/日本円の通貨ペアで考えてみると

・南アフリカの通貨である(ランド)の金利は6.25%
・日本の通貨である(円)の金利は-0.1%

2通貨間の金利差は
  6.25%(ランド) - (-0.1)%(円) =6.35%(ランド/円)

ということは、ランド/円を買いポジションで保有し続ければ、6.35%の金利を受け取ることができるわけです。

日本の銀行に預金しても金利はほぼ0ですから、それに比べればかなり高い金利ですね。

FXではスワップポイントを毎日受け取れます。

例えば、ランド/円で10万通貨の買いポジションを1か月保有した場合のスワップポイントを計算すると

買った時の為替レートを、1ランド=7円で考える(金利は考えやすいように6%とします)
  7(円/ランド) × 10万(ランド) = 70万(円)
  70万(円) × 6% = 44,450(円)

1年間で44,450円のスワップポイントです。

FXでは土日を除いて毎日スワップポイントがもらえるので(金曜日に土日分を含めて3日分もらえる)、1日で計算すると
  44,450円 ÷ 365日 = 約121円

ランド/円の買いポジションを持っているだけで、1日で121円もらえるってことです。

ここで気を付けないといけないのは、買いと売りで逆のポジションを持ってしまうと、スワップポイントがマイナスになってしまい、お金が毎日減ってしまうことになります。

高金利通貨の売りポジションを持ち続けると、どんどん資産が減ってしまうことになるので気を付けましょう。


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スワップポイントの付与タイミング

スワップポイントは持っているポジションを翌日以降に持ち越す場合にもらえます。

そのタイミングはロールオーバーと言って、下記のように時間が決められています。

標準時間 : 日本時間の午前7時
夏時間  : 日本時間の午前6時

このタイミングでポジションを保有していればスワップポイントを受け取れるわけですね。

また土日はスワップポイントの受け取りがありませんが、その分は金曜日に土日の分がまとめてもらえます。


スワップポイントはレートや業者によって違う

スワップポイントはその日の為替レートによって変わります。

例えば、その日の為替レートが

1ランド=7円だった場合
  10万(ランド) × 7(円/ランド) × 6.35% = 44,450円

次の日の為替レートが

1ランド=6円になったら
  10万(ランド) × 6(円/ランド) × 6.35% = 38,100円

為替レートの変化にともなってスワップポイントも変わりました。


また、FX業者によってもスワップポイントに多少の違いがありますので、詳しくはFX業者のサイトで確認してみてください。

 


まとめ

FXで利益を得る仕組みは、たった2通りです。

FXに興味があるという方は、まず利益を得る仕組みを理解してから始めることをお勧めします。

それさえ理解していれば、あとは実戦で経験を積んで自分に合った手法をみつけてみてくださいね。

それでは、よいFXライフを。


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